「旅の基本は一人旅」

誰の言葉の受け売りか知りませんが、学生時代の友人がこう言っていました。友人に そう言われて以来、私は一人でふらっと旅行へ出かけます。ただ単に、一緒に行って くれる人がいないだけという話もあるのですが（笑）。今では、一人で行く方が気楽 で好き！などと強がりを言いながら、出かけています。

けっこう「半島の先端」へ行くのが好きです。半島の先端は、旅の終わりという感じ がします。もうこれ以上は進めない、行くとこまで行ったという満足感があります。
目の前に大きな海があり、波の音が聞こえてくるのもいい感じです。

でも、半島の先端って、実はかなり行くのが大変なんですよ。自宅から車で行くとな ると、そんなに遠くまでは行けません。片道１０時間以上も一人で運転するとなると 危ないですしね。

そうなると、電車や飛行機ということになります。飛行機ですと、空港からどうする かという問題があります。空港でレンタカーを借りるというのが一番いいかな。でも きちんと予約していかないと、借りられないかも知れませんから気をつけて。

問題は電車の場合です。駅って当然半島の先端などにはないですから。駅から半島の 先端って、まだけっこうな距離があることが多いんです。どこへ行っても。路線バス などを利用することになります。でも、あまり本数がなくて大変です。よっぽど市内 観光しているほうが、時間の使い方として有益かなあと思います。あらかじめ、レン タカーを予約していくのが、時間的にはいいと思います。

私は、けっこう電車の旅行、好きなんです。電車の中から景色を見るのも旅行の醍醐 味の一つだと思っているので。それと駅弁。やはり駅弁を食べながら、車窓からの景 色を楽しむというのが、旅行の楽しみの大きな割合を占めています。

学生の頃には、電車で北海道まで行った事もあります。社会人になってからは、時間 があまりないので、飛行機の利用が増えましたが。

この前北海道へ行ったときには、納沙布岬まで行きました。先端好きなもので（笑）。

北方領土が見られたときには、ちょっと感動でした。その近くの湯沸岬というところ も行きました。霧多布というところですが、その名の通り、霧が多いところみたいで す。私が行ったときは曇ってはいましたけど、霧は出てなかったです。でも、けっこ うマニアックな所かもしれませんね。知らない方も多いかもしれません。
それから釧路へ行かれたときには、ぜひ和商市場へ行ってみてください。あそこで食 べるいくら丼は最高です。市場の中でご飯だけを買い、市場の中のお店でいくらをの せてもらうんです。最高の贅沢だと思っています。

夏に北海道へ行くと、ライダーさん（オートバイの人です）が多く、「私も免許が欲 しい」といつも思います。いまだに原付のみですが・・・。いつかバイクの免許をと って、日本の最北端である宗谷岬に行ってみたいですね。

日本の最北端は行ったことないですが、本州の最北端は行きました。本州の最北端っ て行ったことありますか。青森県の下北半島の先端、大間崎です。海の向こうに北海 道を見ることが出来ます。下北半島はホントに途中までしか電車がないので、行ける ところまで電車で行って、そこからレンタカーを借りました。下北半島は、海岸沿い に道路が走っていて、かなり気持ちがいいです。あそこはニホンザルが生息できる最 北端の地らしいですね。車で走っていると、親子ザルが道路わきにいたりします。私 も何回か見かけました。ちょっと、いやかなり感動です。

九州の最南端と言えば、鹿児島です。食べ物もおいしいですし、自然あり歴史もあり で、いい所ですよね。砂風呂などの温泉もありますしね。実はこのときは一人旅では なかったのですが、半島の先端つまり最南端へ。薩摩半島の最南端、長崎鼻へ。
途中で池田湖に寄り、ネッシーならぬイッシーにご挨拶。
その後、長崎鼻へ。途中、開聞岳も見れました。ホント富士山そっくりですね。もち ろん高さは違いますけど。

長崎鼻の先端部分は、岩がゴロゴロと転がっていて、あたりには波が寄せてきます。 とりあえず行けるところまで行こうと思い、一番先の岩へ。うっかりすると波が来て 海に落ちちゃいそうで怖かったですが・・・。
このとき、「九州の最南端を制覇」と思ったら、九州の最南端は大隈半島の佐多岬ら しいですね。ぜひ、今度行かねば！と思っています。

下北半島は８月に行きましたが、なんとなく寒々しい感じがし、薩摩半島は１１月に 行きましたが、なんとなく暖かい感じがしました。日本列島って、ホントに南北に長 いんですね！